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【生活者の声を読み解くシリーズ】リスキリングしたいのは「お金」がトップ「学び直したいこと」で見えてきた生活者の本音

こんにちは、CCCMKホールディングスの北村です。

昨今注目を集めるリスキリング(学び直し)やリカレント教育。
2021年4月、70歳まで就業機会の確保が企業の努力義務となった高齢者雇用安定法が施行されました。

岸田文雄首相 も2022年の第210回臨時国会の所信表明演説で、リスキリングに対して5年間で1兆円規模の公的支援を実施する旨を述べたほか、厚生労働省は2024年度の雇用保険制度の改正で、教育訓練給付の助成率拡大を検討するなど、労働者のリスキリングサポートを進めています。

参考:第二百十回国会における岸田内閣総理大臣所信表明演説 

今回は、こうした環境における「学び」に対する意識について、生活者約300人の生の声を読み解きます!
読み解いた結果を詳しくまとめた資料もございますので、お気軽にダウンロードしてご覧ください。

<こんな方におすすめ!>
・生活者の声をまとめたワードクラウドを知りたい
・生活者が学びたいコンテンツの詳細が知りたい
・生活者がなぜそのジャンルを学びたいのか理由が知りたい

目次[非表示]

  1. 1.今思う「学び直したかった」こと
  2. 2.約300人の声を読み解き!「学んでおけばよかった」ことは?
    1. 2.1.まずは「Blabo!」のサービスをチェック
    2. 2.2.シェアしてもらった生活者の声
    3. 2.3.集まった声をワードクラウドで分析
    4. 2.4.学び直したいジャンルは「お金」

今思う「学び直したかった」こと

大人になってから改めて必要な知識やスキルを勉強したり、学び直しをしたりする「リカレント教育」「リスキリング」が注目を集めています。さまざまな場面で「若いうちにもっとちゃんと勉強しておけばよかった…」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

学校の学びだけでなく、ものごとの考え方や話し方など、家庭の中や社会に出て過ごす中で、誰に教わるともなく身につけた習慣や立ち居振る舞いも、大人の今となっては改めて学びたいことのひとつかもしれません。

今回は、学校では教えてくれなかったけれど、子どものころにもっとちゃんと身につけておきたかったことについて、生活者のインサイトを探ってみました!

約300人の声を読み解き!「学んでおけばよかった」ことは?

Blabo! 」を利用して生活者の声を集めました。

まずは「Blabo!」のサービスをチェック

Blabo!は、生活者のリアルな本音が聞ける共創プラットフォームです。
新商品やサービスの開発に取り組む企業が知りたいことを、生活者が回答しやすい「お題」として掲載することで自由でオープンな意見交換を行うので、リアルな声からインサイトを抽出することができます。

シェアしてもらった生活者の声

今回、Blabo!でお題として提示したのは、以下です。

「これ教えて欲しかった!」大人になった今だからこそ思う、子どもの頃に身につけておきたかったことって? 

生活者が学び直したいと思っているものは一体何なのでしょうか?

Blabo!では、下記のようにユーザーが投稿したアイデアに対し、他のユーザーがコメント・Blabo!(いいね)できます。

Blabo!数の多い声や、ユニークな視点の声をご紹介します。

集まった声をワードクラウドで分析

約300人の投稿のタイトルキーワードを、出現数のワードクラウドから分析しました。

※User localのワードクラウド(スコア順)を活用

その結果、「大切さ」という、学びに対する生活者の向き合い方が多く出ました。学びを通じて獲得できるものとして「自己肯定感」「培う」というワードが出現していました。

また、具体的な学びの内容にまつわるものとして「暗算」「そろばん」「仕組み」「お金」「投資」「英語」などが出現しました。

学び直したいジャンルは「お金」

下記は、Blabo!(いいね)数が多かった350のアイデアを前項のキーワードに当てはめ、出現数が多かったキーワードを分析したものです。CCCMKホールディングス独自で設定したカテゴリーを、出現数のワードクラウドから読み解きます。

1位 税金や年金、投資にまつわる「金融リテラシー」(60個) 
2位 片付け習慣や料理、メイクなどの「生活の知恵」(43個)
3位 対人関係を良好にするための「コミュニケーション」(25個)
4位 歯磨き、日焼け防止などの「健康」(24個)
5位 習字や名作の読書で身に着ける「教養」(16個)
6位 周囲の声に左右されない「自己肯定感」(15個)
7位 挨拶、箸の持ち方などの「マナー」(14個)
7位 外国人との会話や仕事に生かせる「英語/語学」(14個)

1位には、税金の仕組みや、投資の知識といった、「金融リテラシー」を学びたい、という声が最も多く挙げられました。続いて2位は料理の方法からロープの結び方、役所の使い方、メイクのテクニックなど日常で役立つ「生活の知恵」。対人関係を良好にするための「コミュニケーション」が3位となりました。

プログラミングなどはランク外で、お金や教養、コミュニケーションなどに学びの意欲が高いことがわかりました。
これらのニーズを踏まえた学習コンテンツの提案が、生活者の心に響きそうです。

なお、今回の記事を作成するにあたり使用した資料はダウンロードいただけます。こちらもぜひご覧ください。

<こんな方におすすめ!>
・生活者の声をまとめたワードクラウドを知りたい
・生活者が学びたいコンテンツの詳細が知りたい
・生活者がなぜそのジャンルを学びたいのか理由が知りたい

CCCMKホールディングスでは、今回のように、 “生活者の声を届けるパートナー”のサービスも行っています。

また、シングルIDで繋がる約7,000万人(名寄せ後)の購買・行動データと生活者の声を掛け合わせ、マーケティングに活かすことも可能です。

データを活用したマーケティングを検討されている方はぜひ一度ご相談ください。

Blabo!サービスをみる

CCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

北村萌|マーケティングチーム
インサイドセールスでの経験を活かしながら
「CCCMKホールディングスのデータって面白い!」
と思っていただけるコンテンツを発信してまいります!

本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせよりご連絡ください。

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