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【生活者の声を読み解くシリーズ】家のごはんは「とにかく何も考えたくない」?レシピサービスについて生活者のインサイトを掘り下げ


こんにちは、CCCMKホールディングスの北村です。

生活者が毎日頭を悩ませる、家庭での料理。

「仕事や育児が忙しいけど、お金がかかるので毎日外食をするわけにもいかない…」
「自炊となると献立を考えなければいけない。家族の好き嫌いもある」
「冷蔵庫に残っているもの、なんだっけ?」

博報堂生活総合研究所 「生活定点」調査では、2022年に「料理を作ることが好き」と答えた人は31.6%(※)で、1998年に比べると6.2ポイント減少しています。
(※)参考:「料理を作ることが好き」:31.6%|博報堂生活総研「生活定点1992-2022」調査

こうした「きょうのご飯どうする?」に対する解決方法について、生活者の望む理想的な環境を集めてみました。
読み解いた結果を詳しくまとめた資料もございますので、お気軽にダウンロードしてご覧ください。

<こんな方におすすめ!>
・生活者の内食に対する意識を知りたい
・生活者が求めるレシピサービスのアイデアが知りたい
・生活者の実際の声からサービス・商品開発をしたい

目次[非表示]

  1. 1.毎日の料理で生活者が望むこと
    1. 1.1.まずは「Blabo!」のサービスをチェック
    2. 1.2.シェアしてもらった生活者の声
    3. 1.3.どんなレシピサービスが求められている?
    4. 1.4.集まった声をワードクラウドで分析
  2. 2.生活者が毎日の食卓に求める要素ランキング 

毎日の料理で生活者が望むこと

食事は毎日のこと。飽きないように主菜・副菜を考え、栄養バランスにも気を遣い、さらには家族の好き嫌いも考慮して…。そう考えると、思わず「私ってすごくない?」と言いたくなるほど、毎日の献立づくりは地味に大変、そして果てしないですよね。

そんな大変な献立づくり。毎日ずっと続くことだからこそ、「あぁ、嫌だなぁ」と毎日追われて考えるよりも、「なんだかちょっと楽しくなっちゃう」時間になれば、QOLも上がるのではないでしょうか。

そこで今回は、  毎日の献立づくりが、飽きずに楽しくできるような仕組みやサービスのアイデアを募り、生活者のレシピサービスなどに関するインサイトを探ってみました!

約300人の声を読み解き!生活者が望む「毎日の食卓」のサポートとは? 「Blabo! 」を利用して生活者の声を集めました。

まずは「Blabo!」のサービスをチェック

Blabo!は、生活者のリアルな本音が聞ける共創プラットフォームです。 新商品やサービスの開発に取り組む企業が知りたいことを、生活者が回答しやすい「お題」として掲載することで自由でオープンな意見交換を行うので、リアルな声からインサイトを抽出することができます。

シェアしてもらった生活者の声

今回、Blabo!でお題として提示したのは、以下です。

毎日の「ごはんどうしよう」問題。どんな仕組みやサービスがあれば、飽きずに楽しく献立づくりができそう?  

Blabo!では、下記のようにユーザーが投稿したアイデアに対し、他のユーザーがコメント・Blabo!(いいね)できます。

Blabo!数の多い声や、ユニークな視点の声をご紹介します。

どんなレシピサービスが求められている?

Blabo! に集まった約350のアイデアについて、出現数が多かったキーワードの主な内容を分析、カテゴライズしました。

1位 レシピ提案と献立作成(178個)
2位 購入支援(55個)
3位 冷蔵庫管理とレシピ提案(41個)
4位 エンタメ(22個)
5位 コミュニケーション(11個)
6位 食材(6個)
7位 ログ(4個)
7位 外食(4個)

圧倒的に多かったのは「レシピ提案と献立作成」でした。
2位には、スーパーなどで献立に必要な食材をセットで販売してほしい、という生活者の「購入支援」を望むもの、3位は自宅にある食材を考慮した「冷蔵庫管理とレシピ提案」と続きました。
それでは、1位の「レシピ提案と献立作成」について、キーワードを分析していきます。

集まった声をワードクラウドで分析

下記は、「レシピ提案と献立作成」の178アイデアのうち、出現数が多かったキーワードを分析したものです。CCCMKホールディングス独自で設定したカテゴリーを、出現数のワードクラウドから読み解きます。

※User localのワードクラウド(スコア順)を活用

その結果、「献立」を「メニュー」「レシピ」「食材」「副菜」という料理の大枠を示すワードが上位に登場。

続いて、「アプリ」「特売」「スーパー」「調味料」といった食材購入や食材に関するワードが登場しました。

動詞では「くれる」「作れる」「助かる」というワードが上位に登場しています。

※User localの係り受け解析を活用

名詞-動詞の係り受けも分析したところ、「献立-くれる」「レシピ-くれる」「メニュー-くれる」「入力-くれる」という、生活者が献立やレシピを受動的に知りたい、という要望が多いことがわかってきました。

生活者が毎日の食卓に求める要素ランキング 

Blabo!数が多かった300のアイデアから、生活者が望む毎日の食卓のアイデア要素をランキングにしました。

特に献立を考えることにハードルを感じている声が多く、どのような方法にせよ、「何も考えずレシピや食材が自分の前に出てくる」というサービスにニーズがありそうですね。

今回の記事を作成するにあたり使用した資料は下記よりダウンロードいただけます。
生活者が求めるレシピサービスについての具体的なアイデアも多数掲載していますので、ぜひご覧ください。

<こんな方におすすめ!>
・生活者の内食に対する意識を知りたい
・生活者が求めるレシピサービスのアイデアが知りたい
・生活者の実際の声からサービス・商品開発をしたい

CCCMKホールディングスでは、今回のように、 “生活者の声を届けるパートナー”のサービスも行っています。

また、シングルIDで繋がる約7,000万人(名寄せ後)の購買・行動データと生活者の声を掛け合わせ、マーケティングに活かすことも可能です。

データを活用したマーケティングを検討されている方はぜひ一度ご相談ください。

Blabo!サービスをみる

※CCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。


北村萌|マーケティングチーム
インサイドセールスでの経験を活かしながら
「CCCMKホールディングスのデータって面白い!」
と思っていただけるコンテンツを発信してまいります!

本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせよりご連絡ください。

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