効果 | WEB上の行動データをもとに紙のDMでアプローチすることにより、興味・関心が高いうちに口座開設の訴求を可能に。獲得効率UPに貢献 |
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取組み | WEB行動データを活用した郵送DMでのアプローチを実施 |
目的 | 顧客獲得 |
ネオモバは、スマートフォンでの証券取引に特化した新しい形の証券会社です。
20歳から口座開設が可能で、20~30代の若年層や初めての口座開設を考えている投資初心者層をターゲットにサービスを展開しています。
Tポイント(1ポイント=1円相当)を使って株の購入が可能で、500円でも株主になれるなど、気軽に投資を始められるのが、SBIネオモバイル証券の特徴です。「SBIネオモバイル証券で若年層・投資初心者層の顧客を育て、ゆくゆくはSBIグループのサービスを使ってほしい」と安岡氏は語ります。
開業当初はスマートフォンとの親和性が高く、約1,900万人のT会員へアプローチできる施策として、主に「DBターゲティングメール」「Q&Aメール」などのメディアや、Tサイト[Tポイント/Tカード]などのWEBメディアをメインに活用していました。
これらの施策は一定の効果が出ており、現在も継続して活用していますが、開業から一定の期間が経過したタイミングで、さらなる顧客獲得を目的に、何か別の切り口はないかとCCCマーケティングとネオモバの両社で検討を行いました。そこでWEBメディアでリーチできていない層へリーチすべく、約5,500万人に配信が可能なT-DM(郵送DM)の実施を決定しました。
しかし、施策の実施に踏み切る上で、2つの懸念点があったと安岡氏は話します。
「一つはメールやWEBメディアの施策と比較して費用が高いことから、費用対効果が合わない可能性。もう一つは、DMは紙媒体であるため、ネットでの口座開設への導線に親和性が低いのではという懸念でした」
費用対効果を十分に考えた上で本格実施を決めることとし、まずはトライアルとして2019年7月に実施しました。
「会社が立ち上がって間もない段階でしたし、さらにTポイントで株投資ができるサービスは弊社が業界で初めてです。T会員に対してどのようにアプローチをすれば口座開設につながるのか十分に知見が貯まっていない状況でした。そんな先の読めない中でも、さらなる顧客獲得を図るために、まずはトライアルを実施しました。」
そして、T-DMのテスト導入の結果、一定の口座開設数が見込まれることから、PDCAを回し獲得効率UPを図っていく前提で、最終的にDMの本格実施を決めたと言います。
会社紹介資料は
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