「このターゲット、世の中に何人いるの?」そんな時に使える、顧客規模可視化ツールとは?
こんにちは、CCCマーケティングの営業担当です。
「このターゲット、世の中に何人いるの?」
サービスや商品と親和性の高い方をターゲティングして効果的な施策を実施するために、データの活用を検討する中で、こんなお困りをお持ちになったことはありませんか?
CCCマーケティングでも、T会員約7,000万人の購買データや性年齢・アンケート回答情報などの属性データなど、さまざまなデータの活用をご紹介していますが、
「データが膨大すぎて現場での活用イメージが持てない」というお声も多くいただきます。
そこで役立つのが、手元で自由に属性や興味関心を掛け合わせ、顧客規模が可視化できるツール「セグメントパネル」です。
アイコンクリックの簡単操作で直感的にセグメントを掛け合わせ、顧客規模を確認できます。
本記事では、セグメントパネルの使い方や、活用方法をご紹介します。
無料でダウンロードできますので、ぜひお手元でセグメントパネルを使ってみてください。
目次[非表示]
- 1.セグメントパネルとは?操作方法もご紹介
- 1.1.セグメントパネルとは
- 1.2.セグメントパネルの操作方法
- 2.セグメントパネルの活用方法
- 2.1.ご活用イメージ
- 2.2.業界別のセグメント掛け合わせ例
- 2.2.1.飲料メーカーの場合
- 2.2.2.通販コスメメーカーの場合
- 2.2.3.保険会社の場合
- 3.CCCマーケティングが持っているデータの強み
- 4.データを活用したダイレクトアプローチの手段もさまざま
セグメントパネルとは?操作方法もご紹介
まず、セグメントパネルでできることと、その操作方法をご紹介します。
直感的でシンプルな操作方法ですので、お気軽にご活用ください。
セグメントパネルとは
セグメントパネルとは、データ可視化ツールであるTableauを活用し、約7,000万人のT会員のデータの中から、属性や興味関心などの項目をお手元で自由に掛け合わせて顧客規模を確認できる無料ツールです。
施策の提案前にターゲットを設定するにあたり、「このターゲットに当てたいがボリュームが不安」や、「こんなセグメントは可能なのだろうか…?」と、お困りになった際にセグメントパネルを使えば、お手元で簡単にデータを掛け合わせて顧客規模を確認することができます。
自社サービスのターゲットに合わせて1.3億通りの掛け合わせが可能であるため、新しいターゲット発見にもつながるかもしれません。
セグメントパネルの操作方法
次にセグメントパネルの操作方法についてご紹介します。
※画像は操作イメージです
以下の簡単2ステップでセグメントの掛け合わせができます。
STEP1:ターゲットに合わせて絞り込みたいアイコンをクリック
STEP2:対象のT会員数が表示される
絞り込みアイコンについては複数選択が可能です。
属性×資産×興味関心を掛け合わせた後、性年代・居住エリアで絞り込むこともできます。
セグメントパネルの活用方法
セグメントパネルは訴求する商品やターゲット像は決定しているものの、「ターゲットのアプローチに活用できるデータを知りたい」や「ターゲットの規模を確認して施策を検討したい」というみなさんにご活用いただけます。
データの組み合わせは1.3億通りと膨大ですが、実際どのようにご活用いただくことができるか、具体例をご紹介いたします。
ご活用イメージ
例えば、あなたが「不動産メーカーのマーケティング担当者」で、訴求する商品は「投資用不動産」、ターゲットは「高所得者で投資に興味のある、40~50代の男性」と決まっているとします。
次に確認したいのが顧客規模ですが、高所得者の特定方法や、興味関心を推し量る方法がわからないと「本当にこのターゲットで施策を行うことができるのか」と、悩んでしまうケースもあります。
このような場合に役立つのが、セグメントパネルです。
セグメントパネルを使えば、T会員のデータを基に「属性:高所得者層」×「興味関心:株/投資関心」×「性年代:40~50代の男性」のように、直感的な操作で顧客規模を確認できます。
実際にみてみると「属性:高所得者層」×「興味関心:株/投資関心」で該当するのは164,100人であることがわかりました。(2022年1月現在)
さらに性別、年代、居住エリアでターゲットを絞り込むことで、ターゲットとして考えていた「高所得者で投資に興味のある40~50代の男性」の規模が可視化できます。
顧客規模を把握することにより、見込める反応の程度を予想したり、想像していた以上に顧客規模が小さい場合、他のターゲットを選択し直すなどの対応をとることもできます。
業界別のセグメント掛け合わせ例
他にも、業界別に考えられるセグメント例をご紹介いたします。
飲料メーカーの場合
・商材:缶コーヒーなど
・ターゲット:建設業などで働いている生活者
・セグメント:属性「建設業/農漁業ほか」×興味関心「カフェイン好き」
職業や興味関心からターゲット規模を確認することができます。
ほかにも属性「営業/販売業」や、興味関心「お酒好き」などが活用できるかもしれません。
通販コスメメーカーの場合
・商材:通販コスメ
・ターゲット:子育てがひと段落した母親世代
・セグメント:属性「子持ち(高校生)」×興味関心「美容好き」
属性「子持ち(高校生)」のように、ライフステージ合わせたセグメントも可能です。
時短商品を訴求したい場合、属性「子持ち(乳児/0-3歳)」にアプローチするのもいいかもしれません。
保険会社の場合
・商材:自動車保険
・ターゲット:自動車保険へ入る、または切り替える可能性が高い人
・セグメント:属性「既婚」×資産「自動車保有」×興味関心「保険」
持っている資産の切り口でもセグメント可能です。
資産「戸建て保有」や、「分譲マンション保有」などの項目もあります。
こういったデータの掛け合わせ方が1.3億通りあるので、幅広い業種や商品・サービスに合わせた顧客規模の確認が可能です。
データを活用してターゲティングを行いたいと考えている方や、広告代理店でマーケティングを担当されている方など、施策の提案にデータを活用したい方は、ぜひ一度お手元で自由にデータを掛け合わせてみてください。
CCCマーケティングが持っているデータの強み
多種多様なデータを掛け合わせて顧客規模が可視化できる「セグメントパネル」をご紹介してきました。
このようなさまざまなデータを横断し、掛け合わせできるのは、約7,000万人規模の購買データや属性データなどが1人につき1つのIDで管理されるシングルIDでつながっているCCCマーケティングならではです。
シングルIDで管理することにより、購買データからは特定期間内の複数回の購買や、カテゴリ・業界を超えた併買商品がわかります。
さらに、基礎情報、アンケートデータ、顧客DNAなどの属性データにより「誰が※」その買い物をしたかもわかるのが特徴です。
1年以内に1度以上Tカードを利用しているT会員が約7,000万人いるため、生活者が求めている最新のサービスや商品などを把握するのにも役立ちます。
セグメントパネルでは、このようなデータをお手元でターゲットに応じて掛け合わせて、顧客規模を確認できます。施策や提案の検討段階でぜひご活用ください。
データを活用したダイレクトアプローチの手段もさまざま
ご紹介したCCCマーケティングが持つシングルIDでつながる大規模で多様なデータを用いて、業種・業態別・ターゲットに応じてカスタマイズしたダイレクトアプローチが可能です。
例えば、自宅に直接お届けする郵送DMや、1社独占のメール配信、ターゲティングを行ったうえでのサンプリングや店頭の場を利用したプロモーション・デジタル広告などさまざまなサービスをご用意しています。
また、このような施策の前には市場環境(市場・ターゲット)の把握を、施策の後には効果検証にもデータをご活用いただけます。
このように事前の分析から施策の実施、効果検証まで一気通貫でお手伝いいたします。
セグメントに関するご相談も無料で受け付け中ですので、ぜひ一度ご相談ください。
※CCCマーケティングでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせよりご連絡ください。