『マツコの知らない世界』を見ると商品を買いたくなるのは本当？

最近、テレビ番組の『マツコの知らない世界』で商品を取り上げられると「売上がメチャ上がる！」「経済効果は数億円…？！」などというウワサが、まことしやかに囁かれていますが本当？！

そこで、番組を見た人は実際にその商品を買ったのか？番組が消費者の買い物魂にどれくらい火をつけたのか？CCCの購買データを活用して検証しました！

今回の調査対象は、「マヨネーズの世界」「ポテトチップスの世界」「牛乳の世界」の3つの放送回。関東在住の約1.5万人を、視聴者層（放送を見た人）と非視聴者層（放送を見なかった人）にグループ分けをし、それぞれの放送前後一週間の購買実績を比較。

『マツコの知らない世界』は、商品を買わせる効果を一体どれだけ持っているのでしょうか？

マツコの知らない世界・番組効果｜購入率

まず、「マヨネーズの世界」の視聴者層と未視聴者層の放送前後のマヨネーズ購入率を比べてみると。
なんと、放送後にマヨネーズを購入した人は、放送を見なかった人の2倍近くに上るのです！スゴイですね！マツコさん！

その他の放送回については、「牛乳の世界」も116％とやや効果が見えるなかで、なぜか「ポテトチップスの世界」については、101％とほとんど差が無かったのです。

マツコさんが番組でどのようなコメントをしたのか、気になるところです。
ちなみに、購入率だけでなく、購入額も比較したところ、マヨネーズと牛乳については購買額もアップ！

マヨネーズの購買額は、未視聴者の1.5倍という結果になりました。

番組の内容によるものの、視聴者の買い物魂に確実に火をつけており、番組で取り上げられたことで市場を元気にしていることが分かりますね！やっぱりスゴイです！マツコさん！

人気番組『マツコの知らない世界』は、確かに業界を元気にしていた！

今回の視聴実績と購買結果から、テレビには購買を促すチカラがあることが、はっきりとわかりました。『マツコの知らない世界』は業界でも話題の番組ですが、その他の番組にも、世間の購買意欲に影響を与えているものは多いはずです。

世間ではテレビ離れが進んでいると言われていますが、テレビのチカラはやはりスゴいです！

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