愛国心ならぬ愛県心!?平成最後の甲子園の地元注目度を分析!
今回は2018年に話題になった平成最後の甲子園の試合について、決勝に残った大阪府と秋田県の総世帯視聴率を独自比較してみました!
総世帯視聴率とは、「実際に甲子園を視聴していた世帯の視聴率 ÷ 対象世帯全体の同時刻視聴率」のこと。簡単に言えば、エリア内でどれだけの世帯が甲子園を視聴していたかの割合を表している。(文中では、注目度と呼んでいます。)
秋田県民はテレビ視聴者中8割が甲子園を観ていた!?
103年ぶりの決勝進出ということで話題になっていた、秋田県の金足農業高校の試合は、注目度で見ると、なんと同時刻にテレビをつけていた秋田県民のうち8割以上が甲子園を観ていた!
吉田輝星選手を筆頭にチーム一丸となって戦う姿に共感して、秋田県民も一丸となって応援していたのでしょう。
一方で、決勝の対戦相手となった大阪桐蔭高校のある大阪府では、注目度は2割弱とやや落ち着いた結果に。強豪校が多く、甲子園球場も近い大阪府では、テレビで応援するなら、現地に行くスタイルで、そもそもテレビで観る人は少ないのでしょうか?これまた興味深い結果です。
今回算出した注目度は、放送時間帯による視聴率の影響がない見方。朝早い試合が観られにくかったり、遅い時間の試合の方が視聴率がよかったりするなどの影響を受けない分、いかに秋田県内で注目されていたのかがわかります。秋田県民の愛県心の強さにびっくりですね!
地元への愛を感じることができ、やっぱり視聴データは面白いですね!
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