
【消費者の購買意識調査】4割が新商品にワクワク感!行動と意識を徹底分析
こんにちは、CCCMKホールディングスの加藤です。
4月は就職や進学、職場環境の変化など新しい生活が始まりますが、それに向けてプロモーション施策を検討されている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は生活者に、「新商品」に対する意識や行動についてアンケートで尋ねました。
無料でダウンロードいただける資料には詳しい分析結果も掲載されていますので、ぜひご覧ください!
■こんな方にオススメ!
・新商品の販売促進を検討されている方
・食品、外食、生活用品のマーケティングご担当者さま
・リサーチ結果をもとに施策を行ってみたい方
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目次[非表示]
今回の調査概要
今回はVアンケートによるリサーチを行いました。調査概要は以下の通りです。
■実施概要
調査地域:全国
調査対象者:男女16~69歳のV会員
調査期間 :2025年3月13日(木)~2025年3月19日(水)
有効回答数:1,494サンプル
※性別・年代別の構成が日本の人口構成比に近くなるようにサンプルを回収しています。
お菓子の新商品は売場で見つけてすぐに買う?
最初に8つの商品ジャンルについて、「新商品」「新発売」の情報を知ると思わずとってしまう行動について尋ねました。
全体的に「売場で注目する」のスコアが高く、購買まではいかないものの売場で新商品に目が留まるという方が多いようです。
「詳細情報を調べる」は10%台のものがほとんどで全体的に低い傾向が見られました。
「購入・注文する」では「菓子類」が28.2%で最も高くなりました。
「健康関連食品」と「化粧品」では、「購入・注文する」は比較的低く、「詳細情報を調べる」とはそれぞれ10ポイント以上の差がみられます。新商品であっても「菓子類」は売場で見てすぐに買う、「健康関連食品」や「化粧品」はじっくり調べてから購入する、という行動パターンの違いが現れているようです。
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化粧品は「よい商品であるか」を調べている?
次にこの3ヶ月で購入・注文した新商品を見ていきましょう。
「菓子類」が最も高く43.0%、「飲料」「インスタント食品・レトルト食品・冷凍食品」が20%台で続いています。
新商品について購入・注文した理由を尋ねたところ、どのジャンルも「自分の好みの商品だと思った」が理由のトップで、特に「菓子類」「外食メニュー」では40%を超えています。
「お店やサイトでその商品が目についた」は「菓子類」「インスタント食品・レトルト食品・冷凍食品」「飲料」「酒類」「外食メニュー」で20%台でした。「新商品」として目立つことも重要と言えそうです。
「化粧品」では「自分の好みの商品だと思った」と「よい商品だと思った」の2つの理由が30%を超えています。また、「買いやすい価格だった」は10%台です。価格帯が高い商品も多いことから、簡単に買うという判断ができないことも想定されます。
前段の新商品に対する行動で「化粧品」の「詳細情報を調べる」という人は20%だったので、調べる工程を経て自分にとってよい商品かを見極めてから商品購買に至る人が多いのかもしれません。
4割が新商品にワクワク感。購入のための行列には抵抗感あり
最後に、商品の購入に対する意識や行動について尋ねました。
「トレンド情報や流行に詳しい」という人は「非常にあてはまる・ややあてはまる」の合計で17.5%でした。同様の合計値で「新商品が並んでいるとワクワクする」は38.7%、「新商品と聞くとすぐ試したくなる」は34.1%となっており、トレンドに詳しいという意識がなくても「新商品」に心を動かされる人は多いようです。
また、「限定商品と言われるとつい買ってしまう」も合計で39.8%と、「限定」に魅了される人は新商品と同じくらい存在するということがわかりました。
一方で「人気の商品でも行列に並んでまで買いたくない」という方は半数を超えるという結果になりました。人気の商品や限定商品は行列に並ばないと買えない、という現象も当たり前のように起きる昨今ですが、行列への抵抗感は高いようです。
まとめ
今回の調査では下記のようなことがわかりました。
・「菓子類」は売り場で手に取る、「健康関連食品」「化粧品」は詳細情報を調べるなど、商品ジャンルによって「新商品」に対する消費行動が異なる
・「新商品」に対してワクワクする人は全体の4割
これらの結果を性年代別でも分析しているので、ぜひ調査結果レポートをダウンロードしてご覧ください!
■こんな方にオススメ!
・新商品の販売促進を検討されている方
・食品、外食、生活用品のマーケティングご担当者さま
・リサーチ結果をもとに施策を行ってみたい方
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