食のトレンドに注目!韓国発祥の「10円パン」はTwitterでの伸長率、前年同月比1000%以上!
こんにちは、CCCMKホールディングスの永田です。
移り変わりの早い、食のトレンド。外食・中食・内食で、どんな食材やメニューが流行しているのか、最新の情報をSNSなどで追いかけ続けるのにも限界があります。
今回は CCCMKホールディングスが提供する「MKW Trend」で2023年5月の食のトレンドを分析したところ、「10円パン」「麻婆麺」「生ドーナツ」が昨年同月と比較して伸びていることがわかりました。
本記事では、「10円パン」「生ドーナツ」のトレンド分析の一部をご紹介します!
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食のトレンドがわかるツール「MKW Trend」とは?
CCCMKホールディングスが提供する分析ツール「MKW Trend」は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアの購買データと、口コミサイトやSNS、TV番組データなどを掛け合わせ、食のトレンド状況をカテゴリー、ワード単位で分析が可能です。
MKWTrendの詳しい説明は、こちらの動画をご覧ください。
「10円パン」のトレンドが続いている理由は?
まずは、パンケーキのような生地の中にたっぷりのチーズが入った「10円パン」。
資料をDLいただくと、上記のような食ワードトレンドの時系列分析や伸長しているトレンドワードTOP30もご確認いただけます。ぜひご覧ください!
韓国の10ウォン硬貨をかたどった「10ウォンパン」がブームになったのを受け、10円硬貨をかたどった「10円パン」が2022年に発売され、瞬く間にブームとなりました。
10円パンに限らず、韓国の音楽、映画、ドラマ、ファッションといった文化が若い世代を中心に浸透する中、SNSで韓国の食事やスナックが紹介されることが増え、写真映えするものを中心に日本でもトレンドになっています。
手軽に本格的な韓国発の商品が買える“韓ビニ”といった新たな業態も台頭するなど、目が離せないトレンドです。
スーパーやコンビニの食品は「〇〇に効く」といった機能的な訴求ではなく、情緒的な世界観からのアプローチが、デジタルネイティブな世代の集客には効果的なのかもしれません。
「生ドーナツ」は息の長いトレンドに?
続いて、“ふわもち”な生地の食感と生クリームの相性が抜群なスイーツとしてブームになった生ドーナツ。
先駆けとなったのは『中目黒 蔦屋書店』内にある『I'm donut?(アイム ドーナツ)』です。「マリトッツォ」ブームの火付け役とも言われている福岡県のベーカリー『アマムダコタン』が2022年3月にオープンしたお店で、『アマムダコタン』の中でも人気の「生ドーナツ」だけを販売しています。
2023年に入ってからはコンビニでの購買も増加。6月にはファミリーマートさんでの発売※も記憶に新しいところです。
※販売情報は2023年7月7日時点のものです。
2023年5月の注目度上昇ワードは「スパイスラーメン」
このほか、前月と比較して2023年5月に上昇したワードから「スパイスラーメン」「チミチュリ」「シュプリームクロワッサン(ニューヨークロール)」「パヌレ・シュヌレ」をピックアップ。
それぞれのワードについて、上昇した背景を分析しています。
これらの詳しい分析結果については、下記からダウンロードいただけます。
※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
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永田桜子|マーケティングユニット
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