catch-img

【飲料食品業界マーケ担当者必見】Vポイントの購買行動データで顧客理解。マーケティングプランを策定する方法とは?


こんにちは、CCCMKホールディングスの永田です

食品・飲料業界において、自社商品のマーケティングプランをどのように検討していくべきか戸惑うこともあるのではないでしょうか。   現状のPOSデータ情報だけでは十分な購買者分析ができていなかったり、施策が実際に購買へとつながったのか検証できなかったりすることを課題と感じている方もいるでしょう。

そこで、今回の記事では、食品・飲料メーカー向けにV会員の購買・行動データを用いた顧客分析や、データを活用してできる施策をご紹介します。

内容をまとめた資料も無料でダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください。

■こんな方にオススメ
・マーケティングプランの策定を担当している
・自社商品購買者を理解したい
・デモグラレベルでしか顧客を理解できていない
・自社でのデータの読み解きに不安がある
 
▼おすすめ関連コラム
トライアル数2位!新商品「ドライクリスタル」は「スーパードライ」より若年層に人気? 
白ワインユーザーと赤ワインユーザーの特徴をデータから見る! 
【2023年最新】「モンスターエナジー」と「レッドブル」の購買者をデータ分析 


目次[非表示]

  1. 1.こんなお悩みはありませんか?
    1. 1.1.現状のPOSデータではざっくりした購買者分析しかできていない
    2. 1.2.競合商品と比べてどのような人が購買しているのかわからない
    3. 1.3.施策が購買までつながったか検証できていない
  2. 2.Vポイントが貯まるカードのデータのご紹介
    1. 2.1.属性
    2. 2.2.志向性
    3. 2.3.購買データ
  3. 3.Vポイントが貯まるカードのデータを用いた分析手法について
  4. 4.分析事例
    1. 4.1.調味料メーカー
    2. 4.2.飲料メーカー
  5. 5.分析の活用用途
  6. 6.食品・飲料業界の顧客理解にお困りの方はご相談ください!

こんなお悩みはありませんか?

食品・飲料業界で抱えやすい課題として、以下の3つが挙げられます。

現状のPOSデータではざっくりした購買者分析しかできていない

顧客分析に活用できるものとして、POSデータがあります。ですが、誰が・いつ・どこで購買したのかまでは情報を取得できるものの、それ以上の詳しい部分がわからず、ざっくりした購買者分析しかできていないことを課題と感じている方もいるはずです。

競合商品と比べてどのような人が購買しているのかわからない

競合商品と比べてどのような人が購買しているのかわかると、自社商品ならではの強みが判断できるようになります。また、弱みもわかるようになるので、商品やサービスをどのように改善していけば良いのかも把握可能です。

施策が購買までつながったか検証できていない

商品やサービスが購買されたとしても、それは施策を行った効果なのかわからないと、本当に効果的な施策だったのか判断が難しくなってしまいます。
継続すべきか、他の施策を行うべきかを考えるためにもデータに基づいた形で判断することが重要です。

これらのお悩みを解決するためにCCCMKホールディングスが持つデータやソリューションをどのように活用できるのか紹介していきます。

Vポイントが貯まるカードのデータのご紹介

CCCMKホールディングスの強みとして挙げられるのが、Vポイントが貯まるカードを使用している約1.3億人(有効ID数)の会員データがあり、それらの属性データをID単位で管理していることです。以下のようなデータを管理・保有しています。

属性

性別・年齢・生年月日・居住地といった基本属性データを保有しています。
例えば「○○県在住の○~○歳の男性」のような形でセグメンテーションも可能です。個人を特定しない形でマーケティングする際にも活用できます。

また、会員サイト上で任意で回答いただくアンケート情報で得たライフスタイルデータとして、婚姻・家族構成・年収・職業・趣味などに関する情報も保有しております。

志向性

志向性に関するデータとして保有しているのが、Tカードの利用履歴から機械学習で志向性を分析したデータであるライフスタイル推計値です。
スコアリングしている項目は、衣食住遊働などを中心に多数あります。

購買データ

属性データに紐づく形でSKU単位の購買・行動データを保有しているのも特徴です。データを取得可能な店舗数はスーパーマーケットやドラックストア、コンビニエンスストア、TSUTAYAなど数多く、2023年2月時点では約15万店舗となっております。

これらの店舗で購買されたレシート単位(SKU単位)の購買データは「誰が・いつ・どこで」購買したのかだけではなく「何を・どのくらい・それぞれいくらで」購買したのかまでわかるのが特徴です。

Vポイントが貯まるカードのデータを用いた分析手法について

Vポイントが貯まるカードのデータを用いることにより、自社商品購買者の可視化が可能です。分析によって競合比較や購買検証などもできるようになります。

たとえば、トラリピ分析ではシングルIDによって管理されている購買・行動データからトライアル&リピートがわかるようになるため、現在商品がどのポジションにいるのか把握できます。

併買分析では、バスケットだけではなく、期間からも併買分析を行うことができ、複数のカテゴリを横断する形でより詳細な併買分析が可能です。
購買検証も含め分析データはBIツールやレポートで提供可能なので、お役立てください。

分析事例

ここでは、調味料メーカーと飲料メーカーでよくある課題について、分析事例を紹介していきます。

調味料メーカー

調味料メーカーさまで抱えていた課題は、以下の2つです。

・自社の製品価値が知りたい
・価値の発信方法がわからない

まず、この課題解決のために購買者分析を行ったところ、主な購買者は料理や教育熱心な35~49歳の女性であることがわかりました。

次に行ったのが、明確になった購買者に響くようにペルソナを設計し、顧客価値を反映したレシピ本の製作を提案することです。
レシピ本と一緒に商品を展開したところ、結果として売り上げは3倍になりました。

飲料メーカー

次に飲料メーカーさまの事例です。以下の2つの課題を抱えていました。

・購買者のデモグラ以外の可視化ができていない
・効率のいいプロモーションをしたい

まず行ったのが、優良顧客分析です。分析を行ったことで従来のターゲット像とリピーターの乖離が明らかになりました。

そこで実施したのが、TVCM施策です。分析の結果を明確になったターゲットに対してTVCM施策を実施したところ、TVCMのリーチ効率が大幅に向上する結果となりました。

分析の活用用途

Vポイントが貯まるカードのデータで分析した顧客管理は顧客理解につながり、各種マーケティング設計を行う際にも役立ちます。

例えば、商品開発では、商品ターゲットを選定したり、顧客インサイトを発見したりするのに役立ちます。流通先向けの営業資料も作成する際にも役立つデータであるため、販路拡大につなげることも可能です。

それから、ターゲットに合わせたキャンペーンを行ったり、さまざまなプロモーション媒体を選択したりする際にも分析した顧客理解が役立ちます。
このように、分析結果の活用用途は非常に豊富です。

食品・飲料業界の顧客理解にお困りの方はご相談ください!

食品・飲料業界でマーケティングプランをするにあたり、CCCMKホールディングスが持つデータがどのように役立つのか紹介しました。
自社でデータを取得できてもそれを正しく読み解くことができなければ、効果的なマーケティングプランを作成することできません。また、自社商品購買者を正しく理解できていない場合も同様に的外れなマーケティングプランを作成してしまうこともあるはずです。

自社だけでは顧客理解が難しいと感じているのであれば、ぜひCCCMKホールディングスにご相談ください。豊富なデータを活用し、各社のお悩み解決をサポートします。

今回ご紹介した資料の詳細に関する資料をご用意しているので、ダウンロードしてご覧ください。

■こんな方にオススメ
・マーケティングプランの策定を担当している
・自社商品購買者を理解したい
・デモグラレベルでしか顧客を理解できていない
・自社でのデータの読み解きに不安がある

※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

永田桜子

永田桜子|マーケティングユニット
「データ」と「視点」を活かして みなさまの
「気づき」につながる発信を心掛けてまいります!

本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせよりご連絡ください。

その他のコラム

人気記事ランキング

カテゴリー

ページトップへ戻る