
【中学・高校・大学受験に関する調査】パパママ約750人に聞いた!中学受験では塾、学齢が上がると学校の先生が重要な情報源?
こんにちは、CCCMKホールディングスの加藤です。
2月に入り本格的な受験シーズンを迎えています。受験生本人はもちろん、それを支える家族にとっても大変な時期ですよね。また、来年度に受験を控えている子ども やその親御さんもそろそろ本格的な準備を考える頃ではないでしょうか?
そこで今回は現代の受験生(または来年度受験予定の子ども)の生活・学習状況や、親御さんのサポート・関与などの実態について中学・高校・大学受験生それぞれの親御さんに聞いてみました。
無料でダウンロードいただける資料にはコラムではご紹介していない調査結果もご紹介していますので、ぜひご覧ください!
■こんな方にオススメ!
・中学・高校・大学受験生の実態やその親御さんの意識を知りたい方
・学習塾などの教育関連のお仕事をされている方
・リサーチ結果をもとに施策を行ってみたい方
▼オススメ関連コラム
・教育業界のマーケティング課題を解決!約760万人のお子さま・親御さまにアプローチする方法とは
・【EC利用に関する調査】 約1,800のV会員に聞いた!旅行は価格、化粧品は利用者の評価を重視する?
・Z世代の生活満足度別で意識調査!満足度が低いと結婚願望は低い?
目次[非表示]
今回の調査概要
今回はVアンケートによるリサーチを行いました。調査概要は以下の通りです。
■実施概要
調査地域:首都圏+京阪神エリア(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・京都・兵庫)
調査対象者:男女35~59歳/今年度~来年度に中学・高校・大学受験を予定または今年度受験済みの子を持つV会員
調査期間 :2025年1月10日(金)~2025年1月17日(金)
有効回答数:754サンプル(中学受験生の親:250サンプル、高校受験生の親:253サンプル、大学受験生の親:251サンプル)
※同セル内に複数の子どもがいる場合は一番上の学齢、複数セルに対象の子どもがいる場合はより小さい学齢のセルで設計・分析しています
約6割の中学受験生が集団指導型学習塾・予備校を利用、高校・大学受験では自力学習が多い?
まず初めに、受験のためにやっている(いた)ことを見ていきましょう。
中学受験生では「集団指導型の学習塾・予備校」を筆頭に「親が直接勉強を教える」「本や新聞などの活字を読む」が高校・大学受験生より15pt(※)以上高く、「早寝早起き」「十分な睡眠時間確保」「栄養バランスの取れた食事」などの生活習慣関連項目も他より高めとなっています。
一方、学齢が上がるにつれ「自分の部屋で勉強」が高くなります。また、大学受験生は「図書室や自習室などで勉強」も他より15pt以上高く、学齢が上がるほど自力で学習を行っていることがわかりました。
※pt=ポイント
学習サービスに最もお金がかかるのは中学受験
学習塾などの学習サービス利用者に1カ月にかけている(いた)費用を聞いてみました。
中学受験生では「5万円以上」が32.5%と最も多くなっています。一方、高校受験生は1万円台・2万円台がボリュームゾーンとなっています。大学受験生は「5万円以上」が29.5%と多い一方で、2万円台にもボリュームゾーンがあり、人や家庭によって違いがありそうです。
また、1カ月にかけられる費用を見ると、中学受験生は4万円台がボリュームゾーンとなっており、高校・大学受験生と比べると実際にかけている(いた)費用との間に差があるようです。
学習サービス選び、高校・大学受験生はコスパも重視
学習サービスを選ぶ際に重視する(した)ことを聞いてみると、どの年代も、「近さ」「安全な場所」という立地条件が5位以内にあがっています。また、「講師の質」「成績向上・偏差値が上がる」「指導方法・カリキュラムが良い」「合格実績」など、成績・成果に直結する内容も概ね共通して10位以内に入っています。
一方で、高校・大学受験生では「コスパ」「価格が安い」が10位以内に入っているのに対し、中学受験生では価格関連が10位内に入らず、「評判・口コミ」が上位に入っていました。中学受験に関しては、親もある程度費用がかかることは想定していて、価格の安さより質の高い≒「評判・口コミ」の良い学習サービスを選びたいと考えているのかもしれません。
中学受験では塾、学齢が上がると学校の先生が重要な情報源に
次に、【受験全般】、【志望校】の情報をどのような媒体から入手しているかを見ていきます。
中学受験生では、【受験全般】【志望校】ともに「学習塾・予備校など」が60%超とトップで、他を引き離しています。また【受験全般】においては「受験情報サイト、口コミサイト」が2位と、高校・大学受験生より上位にきています。
学齢が上がると「学校の先生」の存在感が増し、高校受験生では「学校の先生」が「学習塾・予備校など」のスコアとほぼ拮抗しています。
大学受験生になると【受験全般】【志望校】ともに「学校の先生」がトップとなります。「学習塾・予備校など」も依然としてスコアは高いものの、普段の学校生活で長い時間をともに過ごしてきた信頼関係や、同じ学校の先輩たちの進路を熟知しているなど、学校の先生ならではの強みがあるのかもしれません。
まとめ
今回の調査では中学受験は費用面の負荷だけでなく、勉強を教える・スケジュール管理をするなど高校・大学受験とは毛色の違うサポートが求められる様子がうかがえました。
一方で、高校・大学受験ではあえて口を挟まず、適切な距離感を保ちながらアドバイスするなど、中学受験とは違ったケアが求められるようです。
また学習塾・予備校は、とくに中学受験においては受験関連の情報源としても重要な役割を担っていることがうかがえました。
このような調査結果をもとにしたマーケティング施策の実施もぜひご相談ください。
また、その他の調査結果をまとめた資料は無料でダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください!
■こんな方にオススメ!
・中学・高校・大学受験生の実態やその親御さんの意識を知りたい方
・学習塾などの教育関連のお仕事をされている方
・リサーチ結果をもとに施策を行ってみたい方
※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
※本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせよりご連絡ください。