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【時短・タイパ意識に関する調査】V会員約1,700人に聞いた!現在の時短やタイパ意識とは?


こんにちは、CCCMKホールディングスの永田です。

最近では忙しい生活の中で、冷凍食品や総菜などの簡便食品、ロボット掃除機や洗濯乾燥機などの家電製品をうまく活用されている人も多いのではないでしょうか?特に家電製品についてはこの数年でかなり普及してきています。

今回はそんな忙しい生活の時短・タイパ(タイムパフォーマンス)について、生活者に実態や意識を調査しました。生活者は何を時短したり、タイパをよくしたりしているのでしょうか。またそれは何のためでしょうか。

また、「時短」については2020年2月~3月に働く人を対象に同じくアンケートを実施していますので、コロナ禍を経たこの4年で、「時短」実態や「働き方」に変化が見られたのかも合わせて見ていきます。

無料でダウンロードいただける資料には詳しい分析結果が掲載されていますので、ぜひご覧ください!

■こんな方にオススメ!
・時短・タイパに対する意識と行動を知りたい
・家電や家電量販店に関わるお仕事をされている方
・リサーチ結果をもとに施策を行ってみたい方

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目次[非表示]

  1. 1.今回の調査概要
  2. 2.時短したいもののトップは「通勤・通学時間」
  3. 3.時短の目的は「趣味の時間を持つため」
  4. 4.「段取り重視」でタイパをよくしている
  5. 5.「通勤時間」を時短したい意識はこの4年で変化していない
  6. 6.有職者は「働き方」の変化を感じている 
  7. 7.まとめ 

今回の調査概要

今回はVアンケートによるリサーチを行いました。調査概要は以下の通りです。

■2024年実施概要
調査地域:全国
調査対象者:男女16~59歳のV会員
調査期間 :2024年7月18日(木)~2024年7月24日(水)
有効回答数:1,702サンプル
※スクリーニング調査は性別・年代別の構成が日本の人口構成比に近くなるようにサンプルを回収しています。

■2020年実施概要
調査地域:全国
調査対象者:男女20~59歳の有職者のT会員(現V会員)
調査期間:2020年2月26日(水)~2020年3月4日(水)
有効回答数:1,209サンプル
※2020年と2024年の調査結果比較・分析は30~40代の有職者に限定して行います。   

時短したいもののトップは「通勤・通学時間」

時短したいものとタイパをよくしたいものをそれぞれ聞いてみました。(複数回答可)

    

時短したいものの1位は「通勤・通学時間」で38.5%、2位は「掃除」で36.1%、3位は「勤務時間」が30.7%という結果となりました。仕事に関するものがいずれも上位に来ているのが特徴的です。

また、タイパをよくしたいものも同様に聞いています。家事関連(料理・掃除)が上位の中、タイパをよくしたいものの上位で、時短したいものと差が見られたのが「睡眠」です。
時短をしたいものでは6.2%ですが、タイパをよくしたいものでは23.7%となっており、18ポイント近い差となっています。

「睡眠」は時間に対してのパフォーマンスをあげたいという 意識が強く出ている結果となりました。 

時短の目的は「趣味の時間を持つため」

まずは、「時短」にフォーカスを当ててアンケート結果を見てみましょう。

 

時短をする目的では、「趣味の時間を持つため」が31.7%と最も高い結果となりました。
特に10~30代の若年男性で高い一方、10~30代   の若年女性では「睡眠時間のため」と回答している割合も高く、「時短」の目的は性別や年代によって差が見られる結果となりました。

また、時短に欠かせないアイテムを聞いたところ、最も多かったのは「スマホ・携帯電話」でした。それ以降は「電子レンジ・オーブンレンジ」「お掃除ロボット・ルンバ」「食洗機」「洗濯乾燥機・ドラム式洗濯機」と家電製品が続く結果となっています。生活者は家電製品をうまく活用して、時短をしている様子がうかがえます。

資料内ではスマホや電子レンジがなぜ時短に欠かせないのか、そのほかにも「ジップロック」や「カット野菜」などをどのように時短に活用しているのかなどのアンケート結果もご紹介していますので、ぜひご覧ください。

「段取り重視」でタイパをよくしている

続いて「タイパ」にフォーカスを当ててアンケート結果を見てみます。タイパを意識して行っていることを聞きました。(複数回答可) 

約4割の方が「事前に物事(買うもの・やること)を決めて、効率的に行動する」と回答しました。
続いて「無駄な時間がかからないよう、やることの時間や時期を調整する」という回答が多くみられました。
生活者は、タイパに関して、モノを利用するだけではなく、効率的に動くための段取りに注力しているようです。

「通勤時間」を時短したい意識はこの4年で変化していない

ここからは、30~40代有職者に絞り、2020年2月 ~3月に実施した「時短」や「働き方」に関する意識の変化を見てみたいと思います。

働く人が毎日の生活で時短したいものの変化を見ると、「入浴」「化粧・身支度」といった身の回り関連及び、家事関連の中でも「掃除」「料理」はこの4年でやや上がっている様子が見られます。その一方で、「通勤時間」は40%以上と変わらず高い水準です。
尚、「勤務時間」の   時短意識がトレンドで微減している状況でした。

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有職者は「働き方」の変化を感じている 

先程の通り、「勤務時間」の   時短意識がトレンドで微減していました。その背景として、この4年で働き方に変化は見られているのでしょうか。

2020年では、「あまり変わっていない」+「全く変わっていない」は8割程度でしたが、2024年では7割程度に減少しています。特に「全く変わっていない」が30ポイント以上減少しており、働き方の変化を感じている様子が見られました。2020年はコロナ禍直前のため、コロナ禍を経て働き方に変化があったと考えられます。この働き方の変化から、時短意識に影響が出ているのではないでしょうか。

まとめ 

今回の調査から、「趣味の時間を持つため」に時短をしたい人が多いことや、タイパをよくするためには段取りを重視して効率的に行動している人が多いことがわかりました。また、この4年間で「通勤時間」への時短意識は変わらず高いことも明らかになっています。

その他の調査結果や有職者の時短実態・意識をまとめた資料は無料でダウンロードいただけます。ぜひご覧ください!

■こんな方にオススメ!
・時短・タイパに対する意識と行動を知りたい
・家電や家電量販店に関わるお仕事をされている方
・リサーチ結果をもとに施策を行ってみたい方



永田桜子

永田桜子|マーケティングユニット
「データ」と「視点」を活かして みなさまの
「気づき」につながる発信を心掛けてまいります!

※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
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