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【スポーツに関する調査】V会員1,400人に聞いた!今のスポーツに対する意識や関心のあるサービスとは?


こんにちは、CCCMKホールディングスの永田です。

夏休みには、各種スポーツ大会の観戦や、ご自身で海や山でのスポーツを楽しんだ方も多いのではないでしょうか?

経済産業省の特定サービス産業動態統計調査 によると、「フィットネスクラブ」の売上高は新型コロナウイルス感染症の影響で2020年に落ち込んだ後、順調に回復しているようです。徐々にスポーツを再開した方、新たに運動を始めた方もいるでしょう。

今回はスポーツ・運動実施者を対象に、スポーツに対する意識を調査しました。

無料でダウンロードいただける資料には詳しい分析結果が掲載されていますので、ぜひご覧ください!

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■こんな方にオススメ!
・スポーツ・運動に対する意識と行動を知りたい
・スポーツ・運動に関わるお仕事をされている方
・リサーチ結果をもとにマーケティング施策を行ってみたい方

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目次[非表示]

  1. 1.今回の調査概要
  2. 2.スポーツによって実施者の性年代構成が異なる
  3. 3.ウェアやブランドに関心が高いのは「ランニング」「ゴルフ」実施者
  4. 4.20代男女はスポーツをするのに悩みが多い?
  5. 5.24時間営業ジム、健康・筋力維持フィットネス、パーソナルジムに関心
  6. 6.調査結果をもとにマーケティング施策を!

今回の調査概要

今回はVアンケートによるリサーチを行いました。調査概要は以下の通りです。

■2024年実施概要 
調査地域:全国
調査対象者:男女20~79歳のV会員で、スクリーニング調査にて月に1回以上スポーツ・運動を行うと回答した方
調査期間 :2024年8月7日(水)~2024年8月14日(水)​
有効回答数:1,400サンプル
※スクリーニング調査は性別・年代別の構成が日本の人口構成比に近くなるようにサンプルを回収しています。

スポーツによって実施者の性年代構成が異なる

今回の調査は月に1回以上スポーツ・運動を行う方を対象としています。
最初に、各スポーツ実施者の性年代構成を見ていきましょう。

「ウォーキング」は男女ほぼ半々で、やや男性70代の構成比が高いものの、一部の性年代への極端な偏りは見られません。「ランニング・マラソン」「ゴルフ」「自転車(BMX含む)・サイクリング」は男性の比率が高く、「ゴルフ」は男性50代~70代で全体の6割を占めています。「体操・ヨガ・ピラティス・フィットネス」は女性が8割を超えています。

各スポーツで性年代が異なることが分かります。

ウェアやブランドに関心が高いのは「ランニング」「ゴルフ」実施者

次に、スポーツに対する意識を見ていきましょう。こちらは実施するスポーツ別にも集計を行いました。(実施スポーツは一人で2つ以上回答しているケースがあります。) 

全体では「現在行っているスポーツをできる限り長く続けるつもりだ」が69.3%となっています。「さまざまなスポーツの種目にチャレンジしている(してきた)」は17.3%であり、一つの種目にじっくりと取り組んでいきたいという方が多数派のようです。

「スポーツウェアや靴にこだわりをもっている」「好きなスポーツアパレルや用具のブランドがある」の2つに注目してみましょう。実施スポーツ別で見ると、「ランニング・マラソン」「ゴルフ」で他のスポーツより高い結果となっています。
また、「効率的にからだを鍛えたい」では「ランニング・マラソン」「トレーニング」で7割を超える結果となりました。

今度は、スポーツに対する意識を性年代別で見ていきましょう。
「現在行っているスポーツをできる限り長く続けるつもりだ」はどの性年代も半数を超えており、男女それぞれで見ると70代が最も高くなっています。
「スポーツは過度に疲れない程度で実施したい」も全体的に高い傾向が見られますが、特に女性ではいずれの年代も6~7割の方が回答しています。
「効率的にからだを鍛えたい」は男女40代までの各年代で6割以上となりました。性別や年代により、意識に差があるようです。

20代男女はスポーツをするのに悩みが多い?

それでは、スポーツに対する悩みや問題点にも性別や年代による差はみられるのでしょうか?
 
性年代別に見ると20代男女で「スポーツする時間を取りにくい」「以前よりスポーツをするのにお金がかかる」など、他の年代と比較した際に最も高くなる項目が多いことがわかります。70代男女では、「熱中症やケガ対策などスポーツ時の安全面に気をつかう」「感染症対策などスポーツ時の衛生面に気をつかう」など実施環境を気にしている方が多いという結果になりました。
「自分に合う指導者やスポーツクラブ・ジムを見つけにくい」は、全体では26.9%、男性は20~30代、女性は20~40代で3割以上の回答が見られました。

24時間営業ジム、健康・筋力維持フィットネス、パーソナルジムに関心

最近は施設や運動メニューなどに独自の特徴を持ったジムや目標達成をサポートしてくれるアプリなど、運動に関連する様々なサービスが出てきています。そこで、スポーツ施設やツールの利用状況と関心度について尋ねました。

調査対象のうち、現在最も利用されているのは「運動管理アプリ」(13.5%)となりました。関心が高いものは「24時間営業のジム」「健康や筋力維持を目的としたフィットネス」「パーソナルジム」で、いずれも10%を超えています。
20代の男女を中心とした、「スポーツする時間を取りにくい」という方には「24時間営業のジム」、ランニングやトレーニング実施者に多かった「効率的にからだを鍛えたい」という方には「パーソナルジム」など、それぞれの目的や悩みに適した施設やツールが支持されているのかもしれません。

調査結果をもとにマーケティング施策を!

今回の調査から、スポーツに対する意識や悩みは性年代で、また実施するスポーツで違いがあることがわかりました。

スポーツ実施者の多様なニーズに合うよう、さまざまな趣向を凝らしたジムやアプリが次々と登場する中、「自分に合う指導者やスポーツクラブ・ジムを見つけにくい」と回答した方は全体の4分の1でしたが、運動の効果やスポーツの継続に大きく影響のある指導者やスポーツクラブ選びは、生活者にとって 今後ますます重要になってくるのかもしれません。

このような調査結果をもとにしたマーケティング施策の実施もぜひご相談ください。

また、その他の調査結果をまとめた資料は無料でダウンロードいただけます。ぜひご覧ください!

■こんな方にオススメ!
・スポーツ・運動に対する意識と行動を知りたい
・スポーツ・運動に関わるお仕事をされている方
・リサーチ結果をもとに施策を行ってみたい方



永田桜子

永田桜子|マーケティングユニット
「データ」と「視点」を活かして みなさまの
「気づき」につながる発信を心掛けてまいります!

※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
※本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせよりご連絡ください。

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