【入浴に関する調査】入浴が面倒だと感じる人は40%?生活者の入浴に関する意識や実態を調査!
こんにちは、CCCMKホールディングスの加藤です。
今年の夏はかなり暑い日が続きましたが、10月に入りグッと秋が深まり冬の始まりを感じますね。寒くなってくると「夏はシャワーだけだったけど、そろそろお風呂に浸かろうかな…」という人もだんだん増えてくるのではないでしょうか?
そこで今回は「入浴」について、実態や意識を調査しました。
今年の4月に「風呂キャンセル界隈」というワードがSNSでトレンド入りし、話題となっていましたが、生活者は普段どのくらい入浴しており、どんな時間を過ごしているのでしょうか。
また実際に入浴を面倒だと感じている人はどのくらいいるのでしょうか。
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■こんな方にオススメ!
・入浴に関する意識と行動を知りたい
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今回の調査概要
今回はVアンケートによるリサーチを行いました。調査概要は以下の通りです。
■実施概要
調査地域:全国
調査対象者:男女16~69歳のV会員
調査期間 :2024年9月12日(木)~2024年9月19日(木)
有効回答数:1,703サンプル
※性別・年代別の構成が日本の人口構成比に近くなるようにサンプルを回収しています。
寒くなる時期に湯船に浸かる人は7割以上
最初に、湯船に浸かるタイミングを月別に見ていきましょう。
湯船に浸かる時期について、全体では1月~3月/11月~12月と寒い時期になると7割を超え、7月~9月の暑い時期には5割を切っていることが明らかになりました。また時期関係なく、「自宅で湯船に浸かることはない」と回答した人は17.6%という結果でした。
性年代別で見ていくと、40代以降の男女ともに年代が上がるにつれ、湯船に浸かる時期が多いようです。その一方で、20代・30代の男女は湯船に浸からない時期が多く、年代によって湯船に浸かる時期に差が見られる事もわかりました。
湯船に浸かる目的は「疲労回復のため」
先ほどの結果から、時期に関わらず8割以上の人が湯船に浸かっていることがわかりました。次に湯船に浸かる目的を見てみましょう。
湯船に浸かる目的では、「疲労回復のため」が62.0%と最も高い結果となりました。
その後は「リラックスするため(57.4%)」「心身をリフレッシュするため(50.2%)」と続いています。
また、湯船に浸かっているときにしていることを聞いたところ、最も多かったのは「何もしない、ただ湯船に浸かっている(52.1%)」でした。
性年代別で見ると、40代以下の男性や20代以下の女性で「スマートフォンなどでウェブサイトやSNSを閲覧する」が上位にきており、比較的若い世代はスマートフォンを入浴時に利用している様子がうかがえます。
また10代女性では「歌を歌う」「テレビや動画を見る」「音楽を聴く」といった行動も上位にきており、入浴時間を楽しんでいる人も多いようです。
「シャンプー」は自分専用アイテムを使用している率が高い
日用品・化粧品・雑貨類も含め、入浴時に使っているアイテムについても聞いてみました。
全体で使用率が高いのは、シャンプー(95.8%)、ボディソープ(72.4%)、リンス・コンディショナー(67.2%)といった日用品でした。
今回のアンケートでは、この使用率のデータに加えて「自分専用で入浴時に使っているもの」も聞いてみました。
同居家族有りの人に限定し、一部の日用品について「普段、入浴時に使っているもの」と「その中で、自分専用で入浴時に使っているもの」を見たところ、以下のような結果となりました。
使用率の高いシャンプーとボディソープですが、自分専用率ではやや違いが見られました。
シャンプーは6割弱の人が「自分専用」のものを使用している一方で、ボディソープでは「自分専用」のものを使用している人は4割弱という結果になりました。
シャンプーはボディソープと比べ、髪質や使用感、香りなど自分のこだわりを持って使用している人が多いということが推察できるような結果となりました。
入浴には「身体と心の休息」を求めるが、一部では「面倒だ」という声も
「入浴に関する意識」にフォーカスを当ててアンケート結果を見ていきます。
入浴に関する意識では、「入浴は身体だけでなく、自分の心が休まるのに必要な時間だ(65.8%)」が最も高い結果となりました。
全体では「入浴が面倒だと感じることが多い」と回答した人が約4割いましたが、性年代別で見てみると、特に40代以下の女性で「入浴が面倒だと感じることが多い」という回答が多かったです。
また、それを払拭するためか「入浴時間を楽しみたい・充実させたい」といった意識を反映した項目が高くなる傾向も見られました。
まとめ
今回の調査では、入浴に関する実態は性年代別で傾向が異なっていることがよくわかりました。
また、入浴には「身体と心の休息を求める」一方、「面倒だ」と感じる人も全体で4割程度存在していました。
そんな中、スマートフォンを利用したり、音楽・動画を楽しんだりしながら、入浴時間をうまく使っている人もいるようです。
このような調査結果をもとにしたマーケティング施策の実施もぜひご相談ください。
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