【速報!ドラマダービー】10月の新ドラマ。結果を大胆予想!
2016年10月にスタートした新ドラマも、第3話が終了した。視聴者がドラマの展開にハラハラドキドキしているように、ドラマの作り手や放送局側も、多くの視聴者に支持されるかどうか、やきもきするもの。放送初回から最終話までずっと好調のドラマがあれば、回を重ねるごとに視聴割合が高くなるドラマもあって、その動向を予想するのは容易ではない。
しかし、過去のドラマの視聴データを調べてみると終盤話題になったドラマを、序盤から注目して視聴していた層が存在した!そんな“面白いドラマを見つける感度が高い人々”が、2016年10月スタートのどのドラマを視聴しているか調べれば、最終話に視聴割合が高くなるドラマを予想できるのではないか!? そう仮説し、過去の視聴データを調べてみました!
まずは、関東エリア(1都6県)で2016年4月~6月に放映されたドラマのうち、第1話よりも最終話の視聴割合が高かった “上がり調子のドラマ”のランキングをみてましょう!
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2016年4月放送ドラマ・上がり調子ランキング
第1話よりも最終話のほうが視聴割合が高かった、“上り調子”だったドラマは『99.9ー刑事専門弁護士ー』と『世界一難しい恋』であった!
とくに、『99.9ー刑事専門弁護士ー』は第1話よりも最終話の視聴割合が14.4%もアップしている。
ドラマが面白いかどうかの判断となる第1話は注目を集めるものですが、第1話よりも最終話のほうが視聴割合が高かったということは、とくに盛り上がったドラマといえるでしょう。そんな『99.9ー刑事専門弁護士ー』を、ドラマの早い段階から高い視聴割合をマークした層、つまり “面白いドラマを見つける感度が高い人々”はダレだったのでしょうか!?
『99.9ー刑事専門弁護士ー』 年代・同居形態別 注目度ランキング
“面白いドラマを見つける感度が高い人々”は、なんと「一人暮らし50代」だったのです!
放送回数の終盤で視聴割合が高かった(第1話<最終話)ドラマである『99.9ー刑事専門弁護士ー』は、実は関東全体では放送の序盤に視聴割合が低くなる傾向があった(第1話>第3話)。しかし、「一人暮らし50代」と「親と同居40代」のみ、序盤から視聴割合が上昇傾向にあり(第1話<第3話)、とくに「一人暮らし50代」の視聴割合は30%もアップしていた!
そこで今回は、「一人暮らし50代」を“面白いドラマを見つける感度が高い人々”、つまり話題になるドラマをいち早く注目する視聴層だと推測!2016年10月スタートのドラマのうち、どのドラマを注目しているのか、ランキングを出してみましたた!
一人暮らし50代 2016年10月の新ドラマ 注目度ランキング
「一人暮らし50代」から最も注目されていたドラマは『IQ246~華麗なる事件簿~』だった!IQ246の頭脳を発揮して難事件を颯爽と解決する織田裕二の姿が、「一人暮らし50代」の心を捉えたのでしょうか!?
結論
放送回の序盤に「一人暮らし50代」の視聴割合が高かったドラマは、最終話の視聴割合が高いかも!?
次号では続編として、いよいよドラマの最終話の結果を発表いたします。各ドラマを毎話追いながら、分析結果にもご注目を。
※視聴割合:調査対象者全体に占める各対象番組やシーン及びCM視聴層の割合
Detail DATA
2016年4月放送ドラマ 上がり調子ランキング
『99.9ー刑事専門弁護士ー』 年代・同居形態別 注目度ランキング
一人暮らし50代 2016年10月の新ドラマ 注目度ランキング
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