年末年始、若者は紅白・ガキ使・駅伝 一体何を見てた?大晦日から正月の視聴率調査
インターネットは当たり前!テレビ、パソコン、タブレット、スマホとさまざまなデバイスを自由自在に使える環境で育った1990年代生まれの若者たち。その生態はわかるようでわからない、というのがマーケターのホンネではないだろうか?そこで、90年代生まれの若者たちが年末年始にテレビを見ていたのか?どんな番組を見ていたのか?といった、テレビの視聴から若者の実態を探ってみましょう!
関東エリア(1都6県)在住の90年代生まれの若者が、年末年始(2016年12月31日5:00~2017年1月4日4:59)にどのような番組を視聴していたのか、ライブ視聴割合のランキングをチェックしてみました。
年末年始の番組ランキング(2016年)
90年代生まれ・全体ともに、年末年始にかけて最も視聴された番組はやはり『第67回NHK紅白歌合戦』だった!90年代生まれの6人に1人、全体の4人に1人がリアルタイムでNHK紅白歌合戦を見ていた。90年代生まれの若者にも「大晦日は紅白歌合戦」が意外と根付いているようです。
一方で、全体で高く視聴された『第93回東京箱根間往復大学駅伝競走』が、90年代生まれのランキングではランク外に。駅伝を見ることで新年の訪れを感じ取っているであろう全体に対し、90年代生まれの男女はジャニーズが出演するエンタメ・バラエティ番組をよく見ていたようです!
人気番組をくらべると90年代生まれと全体で視聴された番組の傾向は異っていましたが、時間帯別のライブ視聴割合はどうでしょう?今度は90年代生まれの男性と女性で、年末年始(2016年12月31日5:00~2017年1月2日4:59)の時間帯別のライブ視聴時間割合をみてみましょう。
年末年始のライブ視聴の傾向(時間帯別)
時間帯別でくらべると、90年代生まれの男女は全体の視聴割合よりも平均的に低かった。しかし、年越しのタイミングでは、90年代生まれの女性が全体と同程度と、高い視聴割合をマーク!その理由を調べてみたところ、90年代生まれの女性の間でジャニーズのカウントダウン特番が多く見られていたことが判明したのです。ジャニーズはやはり若い女性に人気なのですね。
ほかにも、90年代生まれの男性は全体とくらべて平均的に視聴割合が低いものの、1月1日の深夜から明け方(0時~4時)にかけては視聴割合が全体と同程度に。元旦(5時~9時)の視聴割合が低くなっているのは、もしかして夜更かしをしてテレビを見たせいでしょうか?
結論
90年代生まれの男女、年末年始のテレビ事情は・・・!?
女子はジャニーズ特番で年越し!男子は寝不足(?)で年始にテレビを見ていない!
90年代生まれの若者のテレビ視聴実態を調べることで、男女によって年末年始の行動が違い、それぞれの楽しみ方をしていることがわかりました。女性はジャニーズ特番などを見ながら年を越し、元旦は初詣のためか、早い時間帯から活動。男性は、夜更かしのせいか元旦が遅く、夕方から行動開始している様子。若者の年越しの様子が垣間見えますね。やはりテレビは、見ても、しらべても、おもしろいですね!
【時間帯別】年末年始のライブ視聴割合の傾向 |Detail DATA
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