高校受験生・大学受験生は受験シーズンにテレビを見ている!?視聴実態を調査!
我が子といっしょにテレビを楽しむ時間は大切な家族団欒のひと時。とはいえ、子どもが大きくなり受験生となれば、勉強に励む我が子の手前、「いっしょにテレビを見よう」とは言えず、テレビのスイッチもなんとなくつけづらい、という家庭も多いかもしれません。
そこで今回は、受験生を持つ家庭は受験シーズンにテレビを見ているのか?その実態を調査!
受験生を持つ家庭のテレビ視聴実態を探るために、関東エリア(1都6県)在住の人々が、2015年の夏と2016年の受験シーズンにテレビをどれくらい視聴していたのか、ライブと録画の視聴割合を基に調査しました。
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受験生は受験シーズンにテレビを見ているか?
受験生を持つ家庭の比較対象として、中高生を持つ家庭の視聴時間も出しました。
結果のグラフからわかる通り、中高生を持つ家庭は夏と受験シーズンでは共に1日の平均テレビ視聴時間は340分と変化はない。
ところが!注目したいのが高校受験生と大学受験生を持つ家庭です。やはり夏から受験シーズンにかけて、高校受験生と大学受験生を持つ家庭の1日の平均テレビ視聴時間は、それぞれ385分から375分、364分から357分と減っているのです。
やはり受験生を持つ家庭は、受験シーズンにテレビ視聴を控える傾向があるようです!
しかし勉強第一の受験生にとっても息抜きは不可欠。受験生にとって、テレビは大切なリフレッシュ要素であるはずです。
では受験生のいる家庭はどんな番組を見ているのでしょうか?
受験シーズンに受験生がよく見ていた番組ランキング
そこで受験シーズン、高校受験生と大学受験生を持つ家庭において、全体と比べてよく見られた番組(リフト値が高い番組)をランキング化してみました。
リフト値は、全体と比較して何倍その番組を見ていたのかを表している。リフト値が3.0であれば、全体と比べて受験生が3倍その番組を見ていたということです。
全体と比較して高校受験生をもつ家庭で最もリフト値が高かった(つまり、最も見られていた番組)のは「着信御礼!ケータイ大喜利」でした!リフト値が5.24ということは、全体よりも5倍以上も見られていたということです!この番組は、プロ・アマ問わず、大喜利のお題に誰でも回答できることが特徴のバラエティ番組です。受験勉強の息抜きには、大喜利の笑いがぴったりだったのでしょうか?
一方、大学受験生を持つ家庭では「馬好王国~Umazukingdom~」が最も見られる傾向に。番組名からも読み取れる通り、競馬情報のバラエティ番組。高校生が競馬に関心を!?と驚きですが、出演者にAKB48や乃木坂46の人気アイドルが出演していることから、若い世代を取り込みたいという番組の思惑が成功している結果ともいえます。
そしてなんとも興味深いのは、各番組の放送時間。高校受験生の家庭ではトップ3が深夜24時~25時半頃に放送された番組。大学受験生がいる家庭にいたっては、なんとトップ5すべてが深夜26時前後に放送されている番組である。受験生を持つ家庭では深夜帯の番組をよく見ているということなのでしょう!
結論
受験生を持つ家庭では受験シーズンにテレビの視聴時間が減少。
しかし勉強の息抜きのためか、夜中番組をよく見る傾向アリ!
今回は受験生をもつ家庭とそうでない家庭のテレビ視聴実態を調査することで、受験が家庭のテレビ視聴事情にどんな影響を与えるのかを調べることができました!やはり高校受験や大学受験を控える家庭では、視聴時間そのものが減少。しかし、それでも深夜帯で放送されている番組がよく見られる傾向にあることがわかりました。もしかすると、受験勉強の息抜きに深夜番組を見ているのかもしれません!
受験勉強を頑張ってきた受験生たちも、もうすぐ入学を迎える頃。春からの新生活、新番組にきっと胸を躍らせているに違いありません。
※視聴割合:調査対象者全体に占める各対象番組やシーン及びCM視聴層の割合
※リフト値=対象層の番組視聴割合÷全体の番組視聴割合
Detail DATA
1日の平均テレビ視聴時間
受験シーズンに受験生がよく見ていた番組ランキング・高校受験生 世帯
受験シーズンに受験生がよく見ていた番組ランキング・大学受験生 世帯
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