不倫恋愛系ドラマは親と子で見る!?ドラマジャンルと視聴者の関係を調査!
流行語を生み出したり、主題歌に起用された楽曲がスマッシュヒットしたりと、テレビドラマはどの時代でも日本人のカルチャーにとって欠かせない存在。そんなドラマにも、お仕事がんばる系、グルメ系、昨今話題の不倫恋愛系と、さまざまな特徴をもったジャンルがあるのは周知の通り。
ではそのジャンルによって視聴者側にも特徴はあらわれるのでしょうか?調査してみました!
今回はライブ・録画を問わず、2016年7月、10月、2017年1月、4月開始の下記のドラマがどのような人に見られているのかを調査しました。
目次[非表示]
- 1.調査対象のドラマ
- 2.40代・50代男性はグルメ好き!?
- 3.不倫恋愛系ドラマは「親+子」の家庭で見られていた!
- 4.結論
- 5.Detail DATA
- 5.1.調査対象のドラマ
- 5.2.性年代別ドラマ視聴者
- 5.3.ドラマのジャンル別視聴者の同居形態
調査対象のドラマ
調査対象ドラマはお仕事がんばる系、グルメ系の各4作、不倫恋愛系の3作をピックアップ。全体を100%(基準値)とし、それぞれのドラマを見ている人の男女別・年代構成比を比べてみました。その結果がこちら!
40代・50代男性はグルメ好き!?
結果のグラフを見ると、全体との差が一目瞭然。まずグルメ系が40代~50代、とくに50代男性によく見られていた。がんばって働くお父さんたちにとって、夜のグルメ系ドラマは一日の癒やしになっているのかもしれません!
そして不倫恋愛系は、10代~50代女性と幅広い年代で見られていた。一方、お仕事がんばる系は働き世代である20代男女によく見られているのでは?と予想していましたが、20代男性においてはあまり視聴されていないという結果に。
ドラマのジャンルによって視聴者の性年代傾向には特徴があらわれるようです!
では性別・年代以外に、同居形態でもドラマの視聴者層の特徴は浮かび上がってくるのでしょうか?全体を100%(基準値)とし、先ほどの3つのドラマジャンルを、一人暮らし、夫婦のみ、親+子、親+子+祖父母の4つの同居形態ごとに比べてみました!
不倫恋愛系ドラマは「親+子」の家庭で見られていた!
まずはお仕事がんばる系ドラマから見ていきましょう。家族で安心して見ることができるドラマだからなのか、親+子、親+子+祖父母のいる家庭でよく見られていた。
では「家族で見ると気まずくなるのでは?」と思われがちな不倫恋愛系ドラマはどうかというと、意外や意外!不倫恋愛系ドラマも親+子の家庭でよく見られていたのです。
なお、グルメ系ドラマはDINKS世帯(Double Income No Kids:子供のいない世帯)でよく見られていた。DINKS世帯は食にお金をかけやすいのか、ドラマから情報収集をしているのかもしれません。さらに、今回はドラマ自体をあまり見ないという結果になった一人暮らし世帯でも、グルメ系ドラマは視聴されやすい傾向があることがわかりました。
結論
不倫恋愛系ドラマは「親+子」!グルメ系ドラマは「DINKS」!
ドラマのジャンルによって視聴者層も異なる!
今回のデータから、ドラマのジャンルによって視聴者の層も異なることがわかりました!性別や年代別の特徴だけでなく、同居形態によって視聴するドラマのジャンルが違う。とくに、不倫恋愛系が子供や親と同居世帯でもよく見られていたこと、グルメ系がDINKS世帯で人気であることに「意外だ!」と感じた人も多いはず。今回の結果から、日本の“イマドキ”な家庭の様子が浮かび上がったといえそうです!
Detail DATA
調査対象のドラマ
性年代別ドラマ視聴者
ドラマのジャンル別視聴者の同居形態
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